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FireDictionary

Firefox上をマウスオーバーで引ける辞書

d0058690_345579.jpgFireDictionaryは、Firefox上で動作する辞書ソフトである。インターネットを閲覧する際に、任意の文字上にマウスをかざすだけで、訳を左側のパネルに表示することができる。辞書をローカルにダウンロードして使用するために、辞書の検索スピードが猛烈に速く、マウスをかざした瞬間に検索されてしまうので、非常に効率が良い。デフォルトでは、フリーのGENE95という英和辞書ファイルを用いるが、他の辞書を追加することもできる。追加時の注意事項については、後で記載する。

このソフトは、辞書を引く以外にもいろいろと小技な機能を備えている。おもしろいのが、履歴を記録する機能である。通常は、FireDictionaryは単語の上にマウスをかざすだけで意味が表示されるが、その状態でマウスをクリックすると、調べた単語の履歴が記録される。この履歴は、単にそのまま見るだけでなく、2つの利用方法がある。
1つめの活用方法は、ツールメニューの履歴の表示をクリックすると表示される履歴の表示機能だ。非常に美しい画面で、単語と単語の意味の他に、記録した日付と時間、さらに、その単語の用いられていた文、その文が記載されていたホームページへのリンク、もしカテゴリーを自分で設定していた場合にはカテゴリーまでが表示される。とても美しい出力なので、印刷して復習に用いるとよいかもしれない。
2つめの活用方法は、iKnow!と呼ばれる英語学習サイトへの調べた単語の半自動登録機能である。iKnowでは、単語を楽しく学習するアプリが満載であるので、この機能を使えば、インターネット上で調べた単語を楽しく復習することができる。

FireDictionaryへの新しい辞書の追加は、やや注意が必要である。まず、ファイルはPDICテキスト形式と呼ばれる形式で記載されている必要がある。この形式は、要は奇数行目に見出し(単語)、偶数行目に意味を記載した形式のことを指す。インターネット上のこの形式のファイルを取得してくるか(例:PDIC Users Page)、自分で作成しても良いが、その際に、ファイルがきちんとPDIC形式になっているか確認する必要がある。もし、形式がおかしい場合には、PDIC形式の提唱者の作成しているPDICというソフトで変換することができる。注意すべき点は、英辞郎のファイルを、もし変換しようと考えている人がいたら、PDICの1行形式に変換しようとした場合、きちんと意味の部分が1行にならない(かもしれない)ので、うまく使えないという点だ。(自分で意味の部分をすべて1行に直せば大丈夫だ)ただ、FireDictionaryはメモリ上に辞書情報を読み込んで利用するものらしいので、英辞郎のように巨大な辞書を読み込むとFirefoxの大きな負担になりそうである。ここは、無難にもう少し小さな辞書を使うべきだろう。

注:この点に関して作者様からのコメントをいただきました。
これだと、辞書ファイル自体をメモリ上に読み込むように読めてしまう事も無いかなと思ったのですが、実際には、辞書を高速に検索する為のインデックス(索引)ファイルのみをメモリ上に読み込むような仕様になっているので、メモリ使用量は辞書ファイルの多きさほど大きくはならないはずです。(確かに大きい辞書の高速検索に使用するインデックスファイルは大きくなるのですが、辞書ファイルと比べたら大分小さいです。)

次の注意点は、ファイルの文字コードはUTF-8にすること改行コードをCR+LFにすることの2点である。これらについては、TeraPadや、Sakuraエディターなど文字コード変換に対応したテキストエディターで操作すればよい。
このように辞書ファイルを用意したら、後は、ツール > 辞書の設定 > 追加 を選んで、辞書の名前を適当につけ、フォーマットにPDIC テキスト形式、CharsetにUTF-8を指定し、辞書ファイルを選べばOKだ。FireFoxを再起動した後に、しばらくフリーズ状態に陥るが、しばらくすると新しい辞書を使えるようになる。

FireDictionaryに追加された辞書のファイルは、デフォルトではC:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\[数字とアルファベット].default\FireDictionaryに保存される。辞書の設定がうまくいかなくて、このフォルダをいろいろいじくっているうちに、FireDictionaryがおかしくなってしまったという人(自分のことですが・・・)のために注意点を残しておく。
まず、基本的には、FireDictionaryのツールメニューから辞書を削除して、Firefoxを再起動してから、いらなくなった辞書を捨てるという手順をとるべきである。そうすれば、余計なトラブルを防ぐことができる。
残念ながら、この手順を踏まずに辞書ファイルを消すと「~ファイルが見つかりません」というエラーになってしまう。このエラーは非常にやっかいで、仮にFireDictionaryをアンインストールしても設定ファイルが残っているために、再度インストールしても直らない。直し方は、FireDictionaryをアンインストールした後に、まずFirefox を終了させた状態で C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\[数字とアルファベット].defaultというフォルダを見つけて、そこにあるprefs.js に書き込まれているFireDictionaryという文字を含む行を削除する。次に、同じフォルダにある sessionstore.js および sessionstore.bak を削除する。その上で Firefox を再起動すれば、FireDictionaryの設定ファイルが削除されるので、再度FireDictionaryをインストールできる状態になる。

[追記:2009年3月29日]
作者様からトラブルの解消法に関してのコメントをいただいた。上の記事中でpref.jsを編集する作業の代わりに、FirefoxのURLバーに about:config として表示されるページにおいて設定内容を修正/削除した方が簡単とのこと。この方法で修正する際には、FireDictionaryの設定が全て'firedictionary'というプレフィックスで始まるパラメターに格納されていることを利用して、フィルタを記入する欄にfiredictionary と記載してフィルタリングしてから修正するとよい。

【 作者 】 Nori
【 URL 】 http://www.firedictionary.com/
【 対応環境 】 Firefox上で動作
【 ソフト種別 】 フリーソフト

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by tool_collector | 2009-03-27 03:49 | ユーティリティー
 
 
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